出版社内容情報
接続詞が上手に使えていないと文章につながりが出てきません。それどころが、意味が変わってきてしまうこともあります。また、同じ文章で何度も同じ接続詞が連発されると読みづらくなってしまいます。本書は、接続詞を上手に使いこなし読みやす文章が作れるようになるための指南書です。
内容説明
接続詞が文章の要だ!伝わる文章、読ませる文章、品のある文章が書ける。メール・SNS・プレゼン・企画書・報告書などに。
目次
接続詞とは?
言い換える
順接する
逆接する
対比する
結論を導く
添加する
補足する
選択を促す
並列・列挙する
転換する
例示・仮定する
主張する
その他
助詞
呼応表現
著者等紹介
山口拓朗[ヤマグチタクロウ]
伝える力“話す・書く”研究所所長。出版社で編集者・記者を務めたのちに独立。23年間で3000件以上の取材・執筆歴がある。現在は執筆活動に加え、講演や研修を通じて実践的ノウハウを提供。中国の5大都市で「Super Writer養成講座」も定期開催中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
33
接続詞に特化した解説本。「言い換え」「順接」「逆説」「対比」「結論」「整列・列挙」などなど、主要な接続詞が網羅されて説明されている。例文を交えて解説されているので非常にわかりやすい。2019/02/16
なるみ(旧Narumi)
24
接続詞、侮るなかれ、と読後感じました。大変勉強になった図書館本でした。2020/08/05
みみずく
14
文章を書いていて、どの接続詞を使えばいいのか迷う時があり、学び直しも兼ねて読む。さまざまな接続詞の意味が例文とともに書かれていて、わかりやすい。特に助詞については、感覚的に使ってたけど、微妙なニュアンスの違いを改めて知った。助詞の選択眼を養うには、書籍や新聞等、プロの校正者が目を通した文章を日頃から読むことらしい。図書館でたまたま目にして借りたけど、手元に置いておきたい一冊。2021/08/03
Koji Takahashi
10
あまりにも正論過ぎて、接続詞を使うことが怖くなる(^^;; 知的な文章を書くためには避けられない「接続詞の辞典」として、そばに置きたい一冊です。2020/11/03
K
6
接続詞は車でいうところの「ウインカー」なのね。読む人に正しく伝えるため、不快にさせないためには正しい方向を指示しないといけない。接続詞の重要性をウインカーに喩えて説明されてすごくしっくりきた。図や英語を使って接続詞の使い方が説明されていてわかりやすい。接続詞辞書として大活躍しそうな1冊。2020/02/04