出版社内容情報
日常生活でも仕事でも、新聞や雑誌や本を読んでも、右から左へと忘れてしまう。これでは読んだ意味がない。そこで、何か読んだら、きちんとそれを自分の知識にしていく方法を伝授する。
内容説明
これであなたは、読んだものの内容を忘れなくなる！かんたんな記憶術を使った読書法、メモリー・リーディング。
目次
１章 大きな誤解！！速読法を習得しさえすれば、それでいいのか？
２章 本当の「記憶力」とアウトプット
３章 「メモリー・リーディング」
４章 忘れたのではなくて、思い出せないだけ
５章 メモリー・リーディングの３つの方法
６章 「イメージ化」―実際、どうやるか？
７章 読んだものを自分の知識にするには、３つのスタイルがある
８章 （宮口式）戦略的読書法
９章 このメソッドを身につけたあとの素晴らしい生活
著者等紹介
宮口公寿［ミヤグチキミトシ］
昭和３４年東京生まれ。大学受験を志し、早稲田も慶応も知らない状態から、偶然出会った記憶術をヒントに、受験科目に適応できる独自の記憶術を編み出す。偏差値４１から東京大学薬学部に合格し、首席クラスで卒業。その後、東京大学薬学系研究科修士課程を経て、三共株式会社（現、第一三共株式会社）に入社。分析代謝研究所に配属。平成元年、株式会社フューチャーワークスを設立し、ＩＴのシステム構築をするかたわら、メールサーバやセキュリティに関するコンサルティングを行なう（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レアル
50
たくさん読むだけでは意味がない。それを活用できて初めて価値がある！とし、人はよく「読んだ矢先から忘れる」というが、忘れているのではなく、思い出せないだけなので、その思い出せるやり方をここで紹介している。まずは読んだ本に何が書かれてあったかを理解する。そしてイメージ記憶法と場所記憶法。試してみようと思う。2020/08/11
zag2
28
読友さんの感想から手に取ってみた本。書かれている記憶法自体はイメージ化や、そのイメージを場所に結び付けていくなどオーソドックスな方法だが、読んだだけで実行しなければだめだと強調していることが、この本の優れた点かなと思いました。自分自身も記憶術は知識として知っているものの、読書に応用しようと実践したことはなかったので、耳の痛い指摘です。アウトプットが大事というのも優れた指摘と思いますが、読メに感想を書くというのも実践の第一歩になるよな…と、ちょっとうれしく感じました。2022/03/19
カッパ
26
【195】402【◯】読書を効率的にするにはどうすればいいのか？そらは私の長年の課題です。それの答えの幅を広げたいと思い読み始めました。本の中であった何のために本を読むかはっきりすることも大切というところがあります。そこは自分には抜けていたと思います。付箋を貼ることとかも最近はしてなかったから意識してみようかなと思います。2017/05/21
マロン
17
こんなことできたらすごい！と思って購入。まずは、覚えたい箇所をイメージ化して覚え、そのイメージ同士を互いに連結させていく方法が必要らしい。イメージ化に関しては、かなり詳しく教えてくれている。本の読み方に関しても記されており、一番大事なのは、その本を読む目的を明確にすること！そして、「理解すること」と「記憶すること」を分けること！振り返ってみると、読みながら理解して、さらに覚えようとしてたな。この本を読むと、自分にもできるんじゃないかという、根拠のない自信が湧く。でも、まずはそれが大事なんだよな。2013/01/26
緋莢
16
図書館本。「あぁ、どうしてこんなに私の興味にぴったりする本を今まで買わなかったのだろう？」ある日、書店で、自分の興味をひいた本を購入、家まで我慢できず、書店の隣のコーヒーショップで読んで「すごく面白い！」、「どうして今まで、この本を買わなかったのだろう？」と読み進めていくうちにこの本既に買ったものだと気づく。＜安心してください。この本を読めば、こんな経験一生なくなります。＞ と「はじめに」で書かれており（続く2024/04/16
