内容説明
2500年前の「最強の兵法」を現代の経営戦略として読み解く。「経営の見える化」が成功に導く。武田信玄・曹操(三国志)・ナポレオンも頼りにした兵法書。人口減少・マーケット縮小、こんな時代でも生き残る方法。
目次
計篇―勝算のある経営をしよう
作戦篇―経営には意図がなければならない
謀攻篇―最上の経営戦略を考える
軍形篇―勝つためには勝つ体制を作る
勢篇―経営に勢いをつけよう
虚実篇―敵を意のままに動かして経営を有利に進める
軍争篇―不利を有利に変える経営
九変篇―変化に強い経営を目指そう
行軍篇―組織運営の要諦を押さえよう
地形篇―人材育成、部下指導を考える
九地篇―窮地にある時はどう動くべきか
用間篇―情報戦略が死命を制する
火攻篇―勝算のない経営だ火傷をしないように
著者等紹介
長尾一洋[ナガオカズヒロ]
株式会社NIコンサルティング代表取締役。中小企業診断士。横浜市立大学商学部経営学科卒業。経営コンサルティング会社にて戦略構築や経営計画策定、営業指導、教育研修などのコンサルティング活動に従事し、課長職を経て独立。1991年、株式会社NIコンサルティングを設立し代表取締役に就任。現在に至るまで2000社を超える企業の経営体質強化に取り組み、1998年以降は自社開発した経営支援ツール「可視化経営システム」を活用してコンサルティングの低価格化も実現した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しょーた
32
「孫子の兵法」をビジネス向けに活用したい人が、考え方を知る入門書として最適。孫子の兵法とは、戦争での兵の使い方や戦い方の方法を説いたもの。本書は、を戦争をビジネスに置き換えて解説している。肝に銘じておきたい金言に溢れており、今後起業するに当たって大変参考になった。孫子は曹操、武田信玄、ナポレオン、孫正義、などなど時代を超えて様々な人物に多大な影響を及ぼしている。孫子恐るべし。孫氏の兵法は全13篇からなる。【計篇、作戦篇、謀攻篇、軍計篇、勢篇、虚実篇、軍争篇、九変篇、行軍篇、地形篇、九地篇、用間篇、火攻篇】2015/02/20
FKM_L
0
何回も読み返した、毎回気づきがある。読むたびに気を締まる。
わい
0
2500年前から評価され続けている「孫子の兵法」を 企業戦略の観点から読み解いていく本書。 孫子が戦に臨む際に用いた兵法や策を わかりやすく現代風に置き換えて解説されており、 非常に読みやすかった。現代社会では"情報"が なによりの武器となり、それをいかに蒐集し活用するか、 そういったことをしっかり頭に置いて今後の自分の仕事に役立てていきたい。2014/07/31
Tomo I
0
以前から孫子は気になったいたが、会社の上司に薦められたのでついに手を出してみた。今の会社に入ってそういう本を勧めてくれる人もいなかったので余計に気になったというのもある。兵法を経営やマネジメントに結びつけるにはそれなりに読みこなさないと難しそう。その意味では定期的に読み返したい。2013/10/09
うめもも☆さくら
0
将「智・信・仁・勇・厳」 将に五危「必死・必生・忿速・廉潔・愛民」2013/03/22