内容説明
日本企業の進出も顕著であるにもかかわらず、メディアに専門家は少なく、詳しい情報が入りづらい地域、中東。今の中東の姿と、過去の事情を踏まえて、なぜここに至ったかをわかりやすい文章とマンガで解説。
目次
１編 中東のことがざっくりわかる（オイルマネー好景気に沸く中東の今；多様な顔を持つ中東の国々；中東の政治を理解する；中東諸国の経済事情；中東ビジネスの参加者たち ほか）
２編 中東諸国が見えてくる―多様な中東諸国の特徴をとらえる（長い内戦と戦争で疲弊する アフガニスタン；２１世紀の商都・ドバイを擁する アラブ首長国；フランスと深くつながるサハラの国 アルジェリア；今は最貧国でも「幸福のアラビア」 イエメン；さまよえるユダヤ人による中東の火種 イスラエル ほか）
著者等紹介
ハッジ・アハマド・鈴木［ハッジアハマドスズキ］
鈴木紘司。１９４１年、東京生まれ。エジプトのアズハル大学（イスラーム高等学科）卒業。６９年からサウディアラビア日本大使館勤務。７４年に住友商事へ入社。９７年まで中東各国に駐在して、イスラーム世界をくまなく巡った。その後、ミンダナオ自治州政府の経済顧問、東京元麻布のアラブ・イスラーム学院（イマーム大学分校）の常任顧問を歴任。現在は、ＮＨＫ衛星放送部報道局のアラビア語同時通訳者、東洋大学法学部非常勤講師、地域文化学会理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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