内容説明
日本にとってみれば、中国は今や米国を抜いて世界最大の貿易相手国であり、米国にとっても最大の貿易赤字相手国は日本ではなく、中国である。中国経済がこれほどの短期間で高度成長を達成し、世界経済と密接な関係を結ぶにいたった秘密は何だろうか?見開き完結のわかりやすい文章とマンガ構成で必要な最低限の知識をざっくり網羅。出張の機内や車中で気軽に読める。本書の初版はWTO加盟直後の2002年1月に出版された。以後6年間で40版を重ね、今回、馬成三教授を共同執筆者に迎え、全面的に改訂を行った。
目次
第1部 最新現代中国の姿(中国という国の形;中国経済の実力と変化)
第2部 中国ビジネスを考えるあなたに(心構え;中国進出法;現地起業ノウハウ)
第3部 中国ビジネスを始めると(中国ビジネスのリスク管理;中国企業の労務管理;終わりよければ…撤退の巻)
著者等紹介
筧武雄[カケヒタケオ]
1981年一橋大学経済学部(中兼和津次ゼミ)卒業、横浜銀行入社。銀行派遣により北京大学留学、1984年銀行北京事務所開設、初代駐在員に。銀行国際企画部、海外経済協力基金(現・国際協力銀行)派遣勤務、銀行主任調査役、アジアデスク長を歴任した後、2001年に銀行を退職し独立。現在はチャイナ・インフォメーション21代表として、中国ビジネス進出・撤退・経営等に関わる日本企業支援、セミナー講演、執筆連載活動などを積極的に展開している
馬成三[マチョンサン]
1969年北京大学卒、中国対外貿易省(現商務省)国際貿易研究所研究員、中国駐日本国大使館書記官(商務担当)、富士総合研究所主席研究員などを経て、2000年より静岡文化芸術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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今野 富康
がっち
AG