Asuka business & language book<br> オペラ「フィガロの結婚」のことが語れる本

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オペラ「フィガロの結婚」のことが語れる本

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784756911773
  • NDC分類 762.346
  • Cコード C2073

内容説明

「フィガロの結婚」は、モーツァルトの三大オペラの一つとして有名です。この作品から、当時貴族に仕える身だったモーツァルトの社会風刺の精神と人生観がかいまみえます。つまり、モーツァルトの生き様に触れることで「フィガロの結婚」を深く鑑賞できるようになるのです。本書は、はじめてオペラを鑑賞するという人に向けての手引書にも適しています。ぜひ鑑賞する前に後に読んでみてください。

目次

第1章 ダ・ヴィンチ、モーツァルトはビューティー産業の祖(「歌は世につれ、世は歌につれ」;神童、だけど召使 ほか)
第2章 理美容師フィガロはモーツァルトの分身(「辞令でお尻を拭」こうとした召使音楽家;召使から芸術家になる決意を暗号で伝える ほか)
第3章 生き方も美しいスタイリストに共感した作者たち(弾圧されてもフリーメーソンに残ったモーツァルト;言えないことは、歌えばいい ほか)
第4章 理美容師は、お客様のライフ・アドバイザー 「フィガロの結婚」解体新書第一・二幕(腕のいい理美容師のイロハ「フィガロ」前史「セヴィリアの理髪師」;ヘアースタイリスト史 ほか)
第5章 ヘアー・スタイリスト技術とセンスでホスピタリティ産業に「フィガロの結婚」解体新書第三・四幕(モーツァルトのすべてを活かした創作法;「ばかげた一日」の終わりに ほか)

著者等紹介

金子一也[カネコカズヤ]
1967年生まれ。早稲田大学社会科学部卒業後、(財)松下政経塾入塾。現在、(財)松下政経塾研修主担当、中部大学非常勤講師。NPO法人文化公益協会理事長。講義、講演、執筆を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うな坊

1
久しぶりにスカ本を手にした。p.12で「おもちゃの交響曲」の作曲者をレオポルトとしているが、それは旧説。それに、この曲を世界最古の宣伝音楽というが、そんなことどうやって証明できる? pp.14-5で「騎士モーツァルトを名のったことはない」というが、手紙にあるらしいし、勲章をつけた肖像画まで作っている。グルックも同勲章をもらっている説が有力。また、研究者の成果を自分のことのように記述している箇所多数。「事実・他人の意見・自分の意見」を峻別せよ、と大学では徹底的に教えられるが、この人は何を学んだのか。2012/06/15

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