内容説明
誰も私の心を分かってくれない…でも大丈夫。うつになる人はとても「優しい人なのですから。
目次
第1章 うつな人の心はとても優しい
第2章 自分の心だからこそ自分で知りたい―『心の震度階』を使ってみよう
第3章 うつな心を優しく癒す『心の四点セット』
第4章 思いやりと優しさがうつを超える―うつな心を楽にする『ブログ療法』のすすめ
第5章 「あせり」と「こだわり」から心を解き放とう
第6章 「心の避難所」を作りましょう
著者等紹介
野口敬[ノグチタカシ]
1950年、東京生まれ。パソコン専門紙編集長、人材派遣会社主任企画部員、システムインテグレーション会社企画本部長などに従事。人とシステムの双方に深く携わった経験から、「能力開発には、人の意識の分析だけでなく、それを育んだ社会的なしくみからとらえなければならない」と痛感。1991年、創造性開発・評価の手法を普及させるためにコミュニケーション・クリエイティブ・センターを設立。意識のしくみだけでなく、社会のしくみもわかりやすく解析する「フレームアナリスト」として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おはぎ
13
★★★☆☆自身もうつになった経験のあるアナリストが著したうつから復帰するためのアイデア。うつのつらさを地震に例えた「心の震度階」がわかりやすかった。ブログ療法は、同じように認知療法を取り入れたうつ病患者向けSNSサイトがあるのでそれを使っても良いかも。うつは心の修行、生きてる意味を問いかけ、それを乗り越えられたとき、またひとつ強くなれる。2016/02/09
とーふ
2
この本で改めて、うつ病の認識の大切さが理解出来た。 しかし、向上心があった社会人に向けた言葉が多かったように思う。もう少し高齢者や若者たちに向けた視点も欲しかった。 それでも一回手に取り、ワンパターン思考に陥りがちなうつ病の違う考え方を取り入れるのにはちょうどよい読みやすさだった。2015/04/15