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蘭学事始
[著]杉田玄白 [発行]グーテンベルク21
価格:\420
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詳細
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著者プロフィール
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杉田 玄白(すぎた げんぱく)
1733〜1817
江戸生まれ。名は翼、あざなは子鳳、俗称は玄白、九幸と号した。父のあとを継いで若狭小浜藩の侍医を勤める。家業の外科を大成しようと中国の古典をあさったが物足りず、独自の日本式外科の確立を試みたことがある。39歳のとき前野良沢、中川淳庵等と千住の骨が原(こつがはら)で腑分けを見学、このときの体験をもとに、『解体新書』執筆・刊行という大事業をやりとげた。事実上、日本に蘭学を生み出した先達者である。文化14年没。85歳。
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解説
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日本の蘭学(オランダ学)、ひいては洋学の先駆をなした「解体新書」の翻訳刊行。それから約40年後、玄白が83歳のときに著わしたこの回想録は、当時の若者の新しい学問へのあふれるような好奇心を、あますところなく活写する。緒方氏の三度目になるわかりやすい翻訳に、多数の珍しい図版資料をそえておくる。
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目次
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一 蘭学というもの…漢学と蘭学
二 鎖国…南蛮(なんばん)流外科…鎖国とオランダ…オランダ流外科
三 「オランダ流外科」の各流…西流…栗崎流…桂川流…カスパル流
四 鎖国とオランダ通詞(つうじ)…オランダ通詞の発憤
五 吉宗将軍とオランダ書…野呂元丈と青木文蔵とのオランダ語勉強
六 前野良沢
七 『紅毛談(おらんだばなし)』の絶版…オランダ文字
八 良沢とわたし…オランダ文字…大通詞西善三郎…オランダ語
九 オランダもの
十 ヤン・カランスとバブル…大通詞吉雄幸左衛門の門人となる…
刺絡(しらく)…ヘイステルの外科書を写す
十一 吉雄幸左衛門と前野良沢…良沢の長崎ゆき
十二 「対話」…平賀源内…カランスと源内
十三 中川淳庵…明和八年…『ターヘル・アナトミア』、『カスパリュス・アナトミア』とわたし
十四 オランダ書翻訳ののぞみ
十五 明和八年三月三日…腑分(ふわけ)のしらせ
十六 明和八年三月四日…良沢と『ターヘル・アナトミア』とわたし
十七 明和八年三月四日…骨が原の腑分
十八 明和八年三月四日…帰り路…『ターヘル・アナトミア』の翻訳を思いたつ
十九 明和八年三月五日…良沢の宅に集まる…『ターヘル・アナトミア』にむかう
二十 翻訳にとりかかる…苦心
二十一 『解体新書』の完成…「蘭学」という名…翻訳書の初め
二十二 『解体新書』のできるまで…同志の人々
二十三 同志の人々…前野良沢…中川淳庵…桂川甫周…わたしの意図
二十四 建部清庵とわたし…蘭学問答…和蘭(オランダ)医事問答
二十五 わたしと翻訳…その心がまえ
二十六 『解体約図』…長崎通詞
二十七 『解体新書』の出版
二十八 蘭学の隆盛…大槻玄沢
二十九 荒井庄十郎
三十 宇田川玄随
三十一 小石元俊
三十二 橋本宗吉
三十三 山村才助
三十四 石井恒右衛門
三十五 桂川甫周
三十六 稲村三伯(海上随鴎)…オランダ辞書(江戸ハルマ)の完成
三十七 宇田川玄真
三十八 大槻玄沢・宇田川玄真…天文台訳官となる
三十九 出藍(しゅつらん)の人々
四十 長崎の通詞の人たち…志築忠次郎…馬場佐十郎
四十一 感銘
四十二 むすび