ホログラフィ-材料・応用便覧
表紙画像(6k)
ISBN:9784860431747
岩田藤郎
辻内順平
エヌ・ティ-・エス
2007/06出版
461p 27cm(B5)
NDC:549.95
\44,310(税込)
ポイント:422pt


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内容
本書は、ホログラフィ-応用技術と材料とを簡潔に整理し、技術者および研究者そして一般の学生が両者のつながりを理解でき、ホログラフィ-に興味を深め身近に考えられる契機になること、ホログラフィ-技術を応用して新しい分野を切り開こうとする研究開発者・技術者、ホログラフィ-を実現するための材料の研究開発者・技術者両者をつなぐことにより、技術発展に寄与すること、そして、ホログラフィ-技術とその材料を関連づけ、本書を通じてホログラフィ-の幅広い可能性を広く知らしめることを主な目的として刊行された書である。



序論

総論
1.はじめに
2.ホログラフィ-の原理と特長
3.ホログラフィ-材料に求められる性能
4.ホログラムの種類と使用材料
5.各種ホログラフィ-材料概観
5.1銀塩写真乳剤
5.2重クロム酸ゼラチン
5.3フォトレジスト
5.4フォトポリマ-
5.5フォトリフラクティブ材料
5.6電子ホログラフィ-用材料
6.まとめ

第1部材料編
第1章銀塩写真乳剤
1.1はじめに
1.2感光機構とホログラム形成の機構
1.2.1ハロゲン化銀結晶とその光吸収
1.2.2潜像形成
1.2.3現像定着処理
1.2.4漂白処理(振幅ホログラムから位相ホログラムへ)
1.3市販銀塩写真材料の種類と諸特性
1.3.1P-5600とP-7000
1.3.2PFGシリ-ズ
1.3.3BBシリ-ズ,Ultimateシリ-ズ,その他
1.4現像漂白処理法
1.4.1現像処方
1.4.2漂白処方
1.4.3停止定着処理,硬膜処理
1.4.4水洗乾燥
1.5応用例と用途
1.6おわりに
第2章重クロム酸ゼラチン
2.1はじめに
2.2感光機構
2.3ホログラム形成の機構
2.4分光感度および解像力
2.5回折効率および感度-最大回折効率と露光量,感度向上の方法
2.6DCG乾板の作製
2.6.1ゼラチン膜の作製
2.6.2感光化
2.7ホログラムの作製
2.7.1現像処理
2.7.2ホログラム作製の具体例
2.7.3MBDCG乾板の作製
2.7.4銀塩増感ゼラチン(SHSG)ホログラム
2.7.5保存処理
2.7.6環境汚染防止対策
2.8応用例
2.9おわりに
第3章フォトレジスト
3.1はじめに
3.2フォトレジストの種類
3.3ホログラムの作製
3.4表面レリ-フホログラム用材料に必要な条件
3.4.1解像度
3.4.2回折効率
3.4.3ダイナミックレンジ
3.4.4感度
3.5ホログラムの評価
3.6ポジ型フォトレジスト
3.6.1ノボラック-DNQ系
3.6.2化学増幅型フォトレジスト
3.7ネガ型フォトレジスト
3.7.1光架橋型フォトレジスト
3.7.2光重合型フォトレジスト
3.8応用例
3.9おわりに
第4章高分子材料
4.1はじめに
4.2フォトポリマ-の種類
4.2.1架橋型フォトポリマ-
4.2.2ラジカル重合型フォトポリマ-
4.2.3カチオン重合型フォトポリマ-
4.2.4化学増幅型フォトポリマ-
4.2.5その他
4.3光重合型フォトポリマ-によるホログラム記録
4.3.1ホログラム形成原理
4.3.2ラジカル重合型フォトポリマ-によるレリ-フホログラム記録
4.3.3ラジカル重合型フォトポリマ-による体積ホログラム記録(湿式現像タイプ)
4.3.4ラジカル重合型フォトポリマ-による体積ホログラム記録(乾式現像タイプ)
4.3.5ラジカルカチオン重合ハイブリッド型フォトポリマ-による体積ホログラム記録
4.3.6カチオン重合型フォトポリマ-による体積ホログラム記録
4.3.7ナノ粒子分散系フォトポリマ-によるホログラム記録
4.4非重合型ポリマ-材料によるホログラム記録
4.5おわりに
第5章光反応性液晶
5.1概論
5.2光異性化反応
5.2.1アゾベンゼン分子の光異性化反応と光配向
5.2.2光誘起異方性材料への偏光ホログラム記録とアゾベンゼン含有液晶
5.3分子再配列型フォトリフラクティブ液晶
5.3.1液晶フォトリフラクティブ効果の概要と特徴
5.3.2高分子低分子複合体液晶のフォトリフラクティブ効果
5.3.3ホログラム記録特性と光情報処理応用
5.4光架橋性高分子液晶
5.4.1光配向の原理と特徴
5.4.2ホログラム形成と光学特性
第6章無機材料とフォトリフラクティブ効果
6.1フォトリフラクティブ効果のメカニズム
6.1.1バンド構造と不純物準位
6.1.2キャリアの発生,移動,再結合
6.1.3空間電場の発生
6.1.4電場による屈折率の変化
6.1.5干渉縞と屈折率分布の位相差
6.1.6熱励起との関係
6.2ニオブ酸リチウムを用いたホログラム記録
6.2.1はじめに
6.2.2ニオブ酸リチウムにおけるホログラム記録の原理
6.3SBNを用いたホログラム記録
6.3.1SBNの組成記録の原理
6.3.2SBNによるホログラム記録再生
6.4BSOを用いたホログラム記録
6.4.1Bi12SiO20(BSO)単結晶
6.4.2BSO単結晶のホログラム記録機構
6.4.3BSO単結晶のホログラム記録特性
6.4.4BSO単結晶を用いたホログラムの応用
6.4.5BSO単結晶にホログラムを記録するには
6.5ホ-ルバ-ニングを用いたホログラム記録
6.5.1スペクトルホ-ルバ-ニングと波長多重光記録
6.5.2Eu3+:Y2SiO5結晶
6.5.3ホ-ルバ-ニングホログラフィ-
6.5.4今後の展望
6.6まとめ
第7章電子ホログラフィ-書き込み材料およびその応用
7.1研究の現状と将来
7.1.1はじめに
7.1.2電子ホログラフィ-の概念
7.1.3電子ホログラフィ-研究の現状と発展
7.2電子ホログラフィ-書き込み材料の種類,特徴
7.2.1超音波光変調器(AOM:AcousticOpticalModulator)
7.2.2電子書き込み用表示パネル
7.2.3光書き込み材料(PAL-SLM)
7.3電子書き込み型各論
7.3.1液晶空間光変調素子
7.3.2DMD空間光変調記録材料
7.3.3電子ホログラフィ-書き込み材料液晶空間光変調素子
7.4光書き込み型各論
7.4.1液晶空間光変調記録材料
7.5応用例
7.5.1立体テレビ
7.5.2光干渉計測

第2部応用編
第1章ディスプレイ
1.1ア-トインテリア装飾
1.1.1表現メディアとしての特長
1.1.2建築空間への展開
1.1.3野外及び実験的空間への展開
1.1.4建材としての問題点と今後の課題
1.2文化財美術品の記録
1.2.1はじめに
1.2.2記録例
1.2.3カラ-ホログラフィ-による記録
1.2.4課題
1.2.5おわりに
1.3教育研究
1.3.1ホログラフィ-教育について
1.3.2ホログラムの作り方-ホログラムの原理と応用を実験を通じて学ぶ-
1.4広告宣伝印刷
1.4.1エンボス応用
1.4.2ポリマ-応用
第2章ホログラフィック光メモリ
2.1はじめに
2.2ホログラフィックメモリの原理
2.2.1光メモリ
2.2.2ホログラフィックメモリ
2.2.3ホログラフィックメモリにおける多重記録法
2.3ホログラフィックメモリシステム
2.3.1実験システム例
2.3.2メモリの評価
2.3.3デ-タコ-ド化
2.4ホログラフィックメモリの解析方法
2.4.1スカラ-回折理論による解析
2.4.2拡張結合波理論に基づく解析
2.5応用
2.5.1画像ベ-スデ-タ検索
2.5.2ホログラフィックメモリにおける光暗号化法
2.6まとめ
第3章セキュリティ-
3.1大日本印刷でのセキュリティ-の現状
3.1.1セキュリティ-市場の現状
3.1.2当社の偽造防止に対する考え方
3.1.3最新型ホログラムのご紹介
3.1.4ホログラムを利用した事例紹介
3.1.5今後のホログラムの応用可能性
3.2凸版印刷でのセキュリティ-の現状
3.2.1ホログラムからDOVDへの進化
3.2.2クリスタグラム(Crystagram)
3.2.3高精細化
3.2.4コバ-ト機能
3.2.5ディメタライズ加工
3.2.6紙との組み合わせ
第4章計測
4.1ホログラフィ-による計測
4.1.1はじめに
4.1.2粒子の形状と分布の測定
4.1.3ホログラフィ-干渉法による表面形状と変形の測定
4.2計測におけるホログラム記録材料とデジタルホログラフィ-
4.2.1はじめに
4.2.2実時間ホログラム記録材料
4.2.3デジタルホログラフィ-
4.2.4おわりに
4.3スペックルの基本的性質とスペックル干渉法
4.3.1基本原理
4.3.2スペックル干渉法
4.3.3おわりに
4.4スペックル移動を利用した計測
4.4.1はじめに
4.4.2スペックル写真法
4.4.3電子式スペックル相関法
4.4.4速度測定
4.4.5おわりに
4.5HOEを用いる計測
4.5.1シアリング干渉計
4.5.2スキャッタプレ-ト干渉計
4.5.3ホログラム原器
第5章光情報処理
5.1画像処理計算機ホログラム(CGH),ビ-ム成形
5.1.1計算機ホログラム
5.1.2計算機ホログラムの原理と製作法
5.1.3ビ-ム成形とビ-ム走査
5.2CCD撮像デバイス
5.2.1固体撮像技術の基礎
5.2.2CCDイメ-ジセンサ
5.2.3イメ-ジセンサの動向
5.2.4各種イメ-ジセンサ
5.3光コンピュ-ティング
5.3.1ホログラムを用いた光論理演算
5.3.2局所可変光論理演算
5.3.3ホログラムを用いた光デジタル回路の構成
5.3.4まとめ
5.4ホログラフィックマッチトフィルタによる光相関
5.4.1はじめに
5.4.2位相情報に基づく光相関演算
5.4.3光相関演算に基づく顔認証システム
5.4.4その他応用システム
5.4.5まとめ
第6章回折光学素子
6.1回折基礎論
6.1.1スカラ-回折理論
6.1.2ベクトル回折理論
6.2回折格子
6.2.1光分岐素子(光ピックアップ)
6.2.2偏光性(複屈折材料)回折素子(光ピックアップ)
6.2.3分光用素子
6.2.4グレ-ディング光学素子
6.2.5ホログラフィックスクリ-ン
6.2.6偏光性光分岐素子
6.2.7広帯域波長板(0次回折)
6.2.8ホログラフィック反射板
6.3回折レンズ
6.3.1フレネルレンズ
6.3.2CD-DVD互換レンズ
6.3.3マルチレベルバイナリFZP
6.3.4DVD-CD互換レンズ(バイナリ型)
6.3.5色消し回折型レンズ
6.3.6ホログラフィックコンバイナ
6.3.7ホログラフィックシ-スル-ブラウザ
6.4アクティブ型回折光学素子
6.4.1概論
6.4.2ホモジェニアス型液晶を用いた液晶回折格子
6.4.3ホモジェニアス型液晶を用いた液晶フレネルレンズ
6.4.490°TN型液晶を用いたアクティブ回折格子
6.4.5その他のアクティブ回折格子

第3部資料編
第1章メ-カ-取り扱い企業
第2章ホログラフィ-学術研究開発機関
第3章参考資料

索引



監修
辻内 順平 元東京工業大学

編集委員長
久保田敏弘 元京都工芸繊維大学

編集委員(執筆順)
岩田 藤郎 元凸版印刷(株)
佐藤 甲癸 湘南工科大学電気電子工学科
橋本 信幸 シチズンテクノロジ-センタ-(株)NXGセンタ-
吉川 浩 日本大学理工学部電子情報工学科
植田 健治 大日本印刷(株)研究開発センタ-オプティカルデバイス研究所
羽倉 弘之 東京大学大学院情報学環

執筆者(執筆順)
岩崎 仁 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科
大江 靖 凸版印刷(株)モノつくりセンタ-コ-ティング研究所
小関 健一 千葉大学大学院融合科学研究科
小野 浩司 長岡技術科学大学電気系
志村 努 東京大学生産技術研究所
石井 行弘 東京理科大学理学部第一部応用物理学科
堀越 力 (株)NTTドコモ総合研究所
久田 重善 関西大学システム理工学部機械工学科
藤田 晃司 京都大学大学院工学研究科
佐々木浩子 オリンパス(株)光通信モジュ-ルプロジェクト市場開発グル-プ
関口 金孝 シチズンミヨタ(株)
高野 邦彦 東京都立産業技術高等専門学校ものづくり工学科(兼任:東京都立航空工業高等専門学校電子工学科)
谷田貝豊彦 宇都宮大学オプティクス教育研究センタ-
石井勢津子 東京工業大学世界文明センタ-芸術学院
石川 和枝 元上智大学
鎌田 康昌 凸版印刷(株)情報コミュニケ-ション事業本部セキュアソリュ-ションセンタ-
的場 修 神戸大学大学院工学研究科情報知能学専攻
三浦 雅人 神戸大学大学院自然科学研究科
中曽根 聡 大日本印刷(株)CBS開発本部
山口 一郎 元理化学研究所
松田 浄史 光産業創成大学院大学光情報・システム分野
山内 真 (独)産業技術総合研究所デジタルものづくり研究センタ-
小宮 一三 神奈川工科大学情報学部情報ネットワ-ク工学科
高木 康博 東京農工大学大学院共生科学術研究院
小舘香椎子 日本女子大学理学部数物科学科
渡邉恵理子 日本女子大学理学部数物科学科
松島 恭治 関西大学システム理工学部電気電子情報工学科
金馬 慶明 松下電器産業(株)BD事業開発タスクフォ-ス
長野 哲也 (株)島津製作所民生品部
笹井 浩行 (株)島津製作所民生品部
高橋 進 凸版印刷(株)総合研究所光学部材研究所
岡田 真 ナルックス(株)新事業開発G新事業開発部
森川 雅弘 コニカミノルタテクノロジ-センタ-(株)デバイス技術研究所
駒井 友紀 日本女子大学理学部数物科学科
森 伸芳 コニカミノルタオプト(株)事業開発センタ-
中井 武彦 キヤノン(株)光学技術研究所光学技術統括開発センタ-
神谷 直浩 (株)島津製作所航空機器事業部技術部
笠井 一郎 コニカミノルタテクノロジ-センタ-(株)デバイス技術研究所



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