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●福嶋亮大さん選書リスト
■思想系
「近代」が「ポストモダン」によって乗り越えられたという言説は、すでに過去のものです。たとえば、ロールズやノージックのようなアメリカの自由主義者は、近代のオーソドックスな契約論に遡りながら「個や人格の不可侵性」「人間の複数性」を絶対的なルールとする社会像を構想しました。そのような近代の社会像は、ポストモダンと呼ばれる今日においてこそ、ますます世界じゅうに浸透していると言うべきです。ただし、この原理原則だけでは、真に創造性に富んだ社会秩序の形成にはおそらく足りません。
現代の課題は、不可避の誤謬に囚われた――ドゥルーズふうに言えば「超越論的に愚かな」――人間たちが、互いの不可侵性を破ることなく、いかに豊かな秩序を立ち上げられるかということにあります。かくして、近代的な原理原則の余白を埋めるべく、コミュニティ(コミュニケーション)やネットワークの問題が再来してきます。このあたりのメカニズムを、全体として把握するのに向いた本を挙げてみます。 |
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■批評系|■東アジア系|■文学系|■その他
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